YouTubeの動画に著作権の申し立てが届いた
YouTubeに上げた動画に著作権の申し立てが届きました。
私の場合はゲームのプレイ動画ですが、公式から配信許可が出ていますし、ガイドラインに沿って動画化しています。
それなのに、何故そんな申し立てが届いたかと言うと、著作権を訴えているのは公式とは全く関係がない団体だからです。
この記事では、謎の団体から著作権の申し立てが届いた時にどうすればいいかを紹介しています。
著作権の申し立ての対処法
「著作権の申し立て」にカーソルを合わせると、このウインドウが出てくるので「詳細を表示」をクリックします。
そうすると、著作権者が表示されます。
※画像ではカットしています
おそらく、見たこともない名前が出ていると思います。
しかも1つではなく、複数から申し立てされることもしばしばあります。
基本的に著作権を持っているのは公式や委託された組織だけなので、全くの謎団体(しかも海外)からの異議です。
「操作を選択」をクリックすると、こうなります。
一番下の「異議申し立て」をクリックします。
曲を消しても問題ない場合は、「曲をミュートする」で手っ取り早くその部分だけミュートにするのも1つの手です。
次はこんな画面が出ます。
左下のチェックボックスにチェックを入れて、右下の「次へ」をクリックします。
そうすると、「この申し立てに異議を申し立てる主な理由を選択してください」と出ます。
ゲーム動画の場合は「著作権保護の例外(フェアユースなど)」を選びます。
かなりややこしいので、著作権保護の例外やフェアユースについては割愛します。
私はこれを選んで異議を申し立てた結果、全ての異議を取り下げられたので、これで大丈夫です。
完全自作動画の場合は「オリジナルコンテンツ」。
正式に許可を得ている場合は「ライセンス」。
「パブリックドメイン」とは著作権の保護期間が切れたものや、誰でも使えるフリー素材化しているものを指します。
次は「要件」の確認画面が表示されます。
左下のチェックボックスにチェックを入れ、右下の「次へ」をクリックします。
次が最後の画面です。
動画の種類を選択し、申し立ての理由を書きます。
配信が許可されているゲーム動画の場合、ゲームの公式HPに配信についてのページがあるので、そこのページのURLをコピペします。
そして「公式により配信が許可されているため」と書きます。
もう少し詳しく書いてもいいと思いますが、私の場合はこれで通りました。
最後はその下にあるチェックボックス全てにチェックを入れ、署名します。
署名は本名とハンドルネームの2パターンで申請してみました。
結果、どちらも異議申し立てに成功しました。
念のため本名がいいと思いますが、詳細は謎です。
そして、右下の「送信」を押せば異議申し立ては完了です。
操作を選択画面に戻ると、「異議申し立ては審査中です」になります。
ここからだいたい1ヵ月ほどかかりますが、メールなどは来ません。
突然、著作権の申し立ての文字が消えています。
そうなったら異議申し立ては成功したことになります。
私は以上の方法でゲーム動画の曲に付いた申し立てに対し、何度も異議を申し立てしていますが、今のところ1度も失敗していません。
勝手に著作権を訴えて収益をかっさらう詐欺集団のようなものなので、できれば申し立てを無視せずに取り消してもらった方が良いかもしれません。
もし何の団体か分からない場合は、ググると謎集団のまとめが出てきます。
もちろん、公式が配信許可していない部分を上げるのはいけませんが、公式のガイドラインに沿って動画を上げているなら、何の問題もありません。