若者はGoogleを使わなくなったのではなく検索が多様化した【AI検索の時代到来】

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よく「若者はGoogleを使わなくなった / ググらなくなった」と言われることがあります。

 

しかし、正確には「Googleを使わなくなったのではなく、検索できる媒体が増えたからユーザーが分散した」と言えます。

 

 

 

Googleはユーザーに使って貰わなければ、利益の肝である広告収入が入りません。

 

ユーザーを獲得するため、Google検索に新たな試みが今後もどんどん追加される可能性があります。

 

 

そして新たな強敵「ChatGPT」含むAI技術が生まれています。

 

 

それに伴い、検索媒体の多様化の中に「AI検索」が追加されつつあります。

 

 

 

検索の多様化によりGoogle1強ではなくなった

 

以前は「検索する」と言ったら Google か Yahoo! でした。

 

何故なら、生活の中で使えるのはそれぐらいしかなかったからです。

 

 

しかし今は YouTube、Twitter、Instagramなど、情報が集まる場が増えました。

 

その結果、Google検索1強ではなく、ユーザーが分散しました。

 

Google検索の弱みはリアルタイム

 

Google検索の弱みは「リアルタイム」です。

 

「今起こっていること」を調べるのにGoogle検索は不便です。

 

 

「今」の勝者は「Twitter」です。

 

 

例えば地震が起こった時、Twitterで検索すれば、すぐに情報が出てきます。

 

動画を上げている人がいれば、ほぼリアルタイム映像です。

 

 

これにGoogle検索は勝てません。

 

動画の勝者は YouTube

 

「動画で何かを見たい」と思った時、YouTube で検索します。

 

動画の質に関しては Twitterでも勝てません。

 

 

Googleもただ傍観しているだけではなく、動画検索も可能になりました。

 

検索結果にも YouTube動画がドカッと出てきます。

 

 

ただ、動画目当てなら最初から YouTube で検索する人が多いのではと思います。

 

 

Googleは使ってもらうために機能を追加する

 

Googleの収益の多くは広告費です。

 

つまり、前提としてGoogleを使って貰わなければいけません

 

 

そのために従来のGoogle検索から様々なものを追加してきました。

 

先述のように、動画やTwitterが検索結果に反映されるのもそうです。

 

 

画像検索や、検索結果に画像も一緒に表示されるのも同様です。

 

が、「画像」に関してはInstagramには勝てません。

 

 

よって、今後も「Googleに足りないもの」を検索結果に反映していく可能性があります。

 

それに伴い、SEO戦略に必要な要素も追加されていきます。

 

 

 

そして現在、最も注目されているのがAIです。

 

「ChatGPT」の対抗手段「Bard」

 

ChatGPT」を一言で表すと「質問をするとチャット形式でAIが答えてくれるサービス」です。

 

(公式HP→https://openai.com/blog/chatgpt/

 

 

 

これにより「ググらなくても答えが分かる」ことが危惧されています。

 

つまり、Google検索を使わなくなることです。

 

 

 

それに対しGoogleも「Bard」という会話型AIサービスを発表しました。

 

この Bard がChatGPTへの対抗およびGoogleの強さ奪還ができるかどうかは今後の見ものになっています。

 

未来の検索方法はAI会話型になる?

 

現在、Google検索のように検索結果が表示されるタイプが残るのか、AIが答えてくれるタイプに変わるのかという分岐点にいます。

 

 

既に「Bing」では、検索とAIの融合が始まっています。

 

検索AIに質問をすると会話型チャットのように答えが返ってきますが、どこから引用したのかのソース(URL)も貼ってくれます。

 

 

 

Google検索も「Bard」導入により、どのように検索が変わるのかが注目されています。

 

AI検索の注意点

 

ChatGPTを使用していると、間違った答えが返ってくることも多々あります。

 

 

そもそも、AIの解答は全て正しいわけではありません

 

あくまで「集めた情報の中から回答を導き出している」のです。

 

 

そこを意識していないと、間違った情報を得ることになりかねません。

 

 

 

しかし、それは今のGoogle検索も同じです。

 

「ネットに書いてある=正しい」ではありません

 

 

そう考えると、使う側のネットリテラシー問題だけは変わらないであろうと思います。