この記事では、「AviUtl」を使って YouTube用のショート動画を作る方法をご紹介します。
実際に私も「AviUtl」を使って動画を作成しています。
一応、「AviUtl本体」と「拡張編集」のインストール方法、「動画の出力方法」などは、参考としてリンクを載せています。
が、ある程度「AviUtl」を使っている方を想定しています。
AviUtlを使ったYouTubeのショート動画の作り方
YouTubeショート動画のサイズは「16：9」という縦長です。
まずは、AviUtlの設定の確認と変更を行います。
「ファイル」→「環境設定」→「システムの設定」に進みます。
システム設定で、最大画面サイズを確認します。
赤矢印部分が幅「1920」、高さ「1080 」になっているのを確認します。
次は設定からサイズの変更を行います。
「設定」→「サイズの変更」に進み、「指定のサイズ」を選択します。
そうすると、このような枠が出てきます。
X「608」、Y「1080」にして「OK」を押します。
あとはこのサイズに収まるように、動画の編集や元動画のサイズ変更などを行います。
YouTubeショート用の動画サイズを変更して編集する方法
AviUtl で編集するためには「拡張編集」の機能をインストールする必要があります。
「AviUtl本体」と「拡張編集」のインストール方法と使い方は、こちらの記事が参考になると思います。
・【AviUtl】本体と拡張編集プラグインのダウンロード＆インストール
・【拡張編集】AviUtlの必須プラグインまとめ｜入力から出力まで | リチカクラウドスタジオ（RICHKA CLOUD STUDIO）
では改めて、編集画面はこのような感じになります。
※動画は拡張編集のタイムラインに置きます
大き目のサイズで撮った動画や、ゲーム動画などは、このように枠に収まりません。
よって、ここに収まるように元動画を調整させる必要があります。
「拡張編集の青いバー」をダブルクリックすると、「動画ファイル[標準描画]」が出ます。
そこの「拡大率」を下げることで、ショート動画に収まるサイズにすることができます。
上記の画像の場合、拡大率80%にすることでセリフの枠全体が入るようになりました。
また、動画は左クリック長押ししながら移動させることができるので、微調整もできます。
あとは、AviUtl の機能でテロップを入れるなり何なりの編集をし、動画出力をすれば終了です。
ショート動画の再生時間と投稿方法
YouTube にショート動画として投稿するには、「再生時間60秒以内」かつ「#Shorts のタグを付ける」ことが必要になります。
以下は動画投稿画面です。
このように、「（動画タイトル） #Shorts」の形で「#Shorts」タグを付け、動画の概要欄の最後に「#Shorts」のタグを置きます。
※「タイトル #Shorts」は、間に半角スペースを入れます。
きちんとショート動画として認識されると、以下のようなマークが出ます。
「チャンネルのコンテンツ」のサムネイルで、右下の謎の赤い「ショート動画マーク」が付いていれば、ショート動画として投稿されます。
確認のために、一度、未来の日時に予約投稿してみるのがおすすめです。
まとめ
以上が、ショート動画を投稿するために私がやっていることです。
AviUtl の詳細や編集方法まで書くと長くなるので、この記事では、ショート動画の作り方と投稿方法以外は割愛しました。
また、AviUtlのフォルダをコピーし、通常動画を作る用のフォルダと、ショート動画を作る用のフォルダに分けて保存すると楽になります。
