- はてなブログはSEOに強いか
- 短期運営と長期運営で変わる
- はてなブログはSEOが弱くなった?
- はてなブログのSEO対策
- 記事を書く際のSEOの基本(超初心者向け)
- 読者目線でブログを書く
- 読者が求めているものを書く
- まとめ
はてなブログはSEOに強いか
はてなの無料ブログで数ヵ月、はてなpro運用は3年以上経過した状態での感想です。
※それ以前にも他のブログサービスを利用していました
結論から言うと、
・はてなブログは他のブログサービスと比べてドメインが強め
・独自ドメインに移行した後も弱いと感じたことはない
・そもそもSEOは難しい
この3つです。
作ったばかりの無料版はてなブログでも、穴のキーワードだと早めに上位表示されることが多いです。
これは、はてなブログのドメインの力があります。
はてなドメイン(URLのhatenablog.com)が強いので、新規ブログでも上位表示しやすいのが最大のメリットです。
仮に全く同じ記事を新規ドメインのWordPressで書いて、同じように上昇するかと言われたら、おそらく上がりません。
このブログ立ち上げ初期に書いた「教えたがりおじさんの心理と対策」の記事もすぐに上位表示され、早めにアクセス流入がありました。
また、独自ドメインを取得してはてなproに移行した後も、少なくとも弱いと感じだことはありません。
よって、はてなブログの場合は全くのゼロから始めるよりSEOの難易度は簡単であるという実感はあります。
そして何より、SEOはそもそも難度が高いという問題もあります。
今は情報過多なので、どのジャンルでも何かしらの情報がネットに転がっています。
その中で自分の記事を上げていくのはやはり難しいです。
無料はてなブログのSEO結果を独自ドメインに引き継げる?
私は無料はてなブログを数ヵ月運用した後、独自ドメインを取ってはてなproに移行した組です。
結果、独自ドメインにした後も検索順位やアクセス数はほぼ変わりませんでした。
これが記事数が数百・アクセス数1万超えとかだったら変わるかもしれません。
が、私の場合(記事数50以内・アクセスが数百)は上位表示されていた記事はそのまま変わらずでした。
よって、確実ではありませんが、最初は無料はてなのドメインの力を借りてブログをやり、その後にはてなproに移行するのも手だと思います。
短期運営と長期運営で変わる
はてなドメインが強い分、短期で結果を出せるのは無料のはてなブログです。
しかし、長期的に見た場合、独自ドメインを取る方が良いと思います。
理由は独自ドメインは長く運用するほど評価されるからです。
また、ブログサービスを利用する場合、独自ドメインを持つことでリスクを減らすことができます。
仮にはてなブログがサービス終了した場合、ブログも消滅します。
しかし、独自ドメインで運営していれば、ドメインそのままにWordPressに引っ越しできるからです。
・はてなブログやWordPress関係なくSEOは難しい
・いずれにしてもSEO対策が必要
・短期で結果を出せるのは無料はてなブログ
・長期運用するなら独自ドメインを育てる
はてなブログはSEOが弱くなった?
はてなブログがSEOに弱くなったというよりも、SEO強者が増えた印象です。
以前は適当な記事でも上位表示されていました。
しかし、今はGoogleも記事の品質重視に移っており、それに伴いSEOに真面目に取り組むようなSEO強者が増えていきます。
何より、初心者でもSEO対策をする時代です。
きちんと対策しない記事が上がりにくくなるのは当然と言えます。
その結果、相対的にはてなブログはSEOに弱くなったと感じるのかもしれません。
もちろん、実際にどうなのかを数値として出すのは非常に難しいです。
しかし、はてなブログが特段SEOに弱くなった感じはありません。
あくまで感覚でしか言えませんが、競合が薄い部分なら今でもすぐに上位表示が可能です。
「はてなブックマークが nofollow になって被リンク効果がなくなった」という話もありますが、その前後に記事を書いていた身からすると、気にするほどの影響はないと思われます。
はてなブログのSEO対策
はてなブログの場合、デフォルトで必要な設定はされています。
そこがはてなブログの強みでもあります。
強いて言うなら、レスポンシブのデザインテーマを選ぶことです。
はてなpro の場合は以下の項目にチェックします。
・「トップページの表示形式」を「一覧形式」にする
・「はてなブログ タグのリンク」を「リンクを付与しない」にする
・広告を非表示
・ブログにヘッダを表示しない / ブログにフッタを表示しない
これら全てにチェックします。
理由は、余計なものを表示させないことでブログの表示速度が上がり、サイトの評価が上がるからです。
正確に言うと「評価を下げない」に近いかもしれません。
サイト評価とSEOの結果を関連付けるのは難しいですが、やらないよりはやった方が良いです。
何故なら、読者の利用しやすさにもかかわってくるからです(後述します)。
あとは自分の記事同士をリンクで繋いだり(内部リンク)、関連記事や注目記事を置き、ブログ内を回遊しやすくさせます。
それは読者のためだけではなく、Googleのクローラーにも当てはまります。
そのために2つのサイトマップを作る必要があるのですが、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
記事を書く際のSEOの基本(超初心者向け)
初心者でもできるSEO対策の基本以下の4つです。
・タイトルに検索ワードを複数入れる
・キーワードを記事に入れる
・読者目線で記事を書く
・記事の質を上げる
まず基本となるのが、SEOを意識したタイトル付けです。
つまり、「どのような検索ワードで表示されたいか」を考えます。
例えば、「漫画 おすすめ」で自分の記事を表示させたいなら、「漫画」と「おすすめ」を入れたタイトルを付けるのは必須です。
そして、Googleの検索欄に単語を入れると出てくる予測キーワードも参考にします。
※ツールの使用はここでは置いておきます
「漫画 おすすめ」で検索すると、「漫画 おすすめ 2022」や「漫画 おすすめ 完結」など予測ワードが出てきます。
それらをタイトルに入れつつ、それに合った記事を書いていきます。
記事内にも予測検索で出てきたキーワードを盛り込みます(入れすぎは逆効果)。
別のアプローチとしては、「自分なら何て検索するだろう」と考えるのもおすすめです。
以上のことは、SEOを学んだ人なら当たり前すぎると思うかもしれません。
が、「ブログが検索で表示されません」という方の中には、これが出来ていない人がいるのも事実です。
それに、初心者だとキーワードを入れつつ記事を書くのが意外と難しいと思うはずです。
まずはこの基本を意識して記事を書けるようにするのが大切です。
読者目線でブログを書く
「読者目線でブログを書く」とは何かというと、1つはブログの見やすさです。
ブログの文字が小さすぎたり、ブログ内に広告がゴチャゴチャ貼ってあったり。
YouTube や Twitter を埋め込み過ぎて重かったり。
このような、記事を見るのに不便なブログはあまり見たいと思わないはずです。
つまり、自分がその記事を読んで見やすいかどうか、が1つです。
読者が求めているものを書く
記事の質を上げるのに重要なポイントは「読者が求めているものを書く」ことです。
自分が満足いく記事ではなく、読者が満足する記事であることが「質」であり、「読者満足度が高い」ことになります。
これは特に初心者が陥りやすい罠です。
・自分が書きたいことを書いている
・説明不足だったり、文字が密になって読み難い
・説明過多だったり、自分の感想を入れすぎる
「良い記事が書けた!」と思っても、本当に良い記事かどうかは読者が決めるものです。
逆に「これイマイチかもな……」という記事でも、公開してみたら意外と読者には受けが良かったりします。
もちろん、自己満足するだけのブログならSEO対策もせず、好き勝手に書いても問題ありません。
しかし、映画や本の感想、自分の意見を書くブログでも、SEO対策をした上でブログ運営している方がほとんどです。
よって、SEO対策をした上で、自分の書きたいことを書くバランスとスキルも重要になってきます。
では、何故質を上げる必要があるのかというと、Googleが求めているからです。
Googleが求めているものに沿うことがSEO対策の1つでもあります。
まとめ
・はてなブログのドメインは強め
・そもそもSEOは難しい
・はてなブログのSEOが弱くなったのではなく、SEO強者が増えた
・はてなドメインにより無料ブログは短期で結果を出せる
・長期運用するなら独自ドメインを育てる
・ブログは読者目線で(読者のために)書く
・記事の質を上げる