ホロライブEnglish の『ホロリスニング』の内容と使った感想【レビュー】

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ホロライブプロダクション初の英会話本『ホロリスニング ホロライブEnglish -Myth- と学ぶ 不思議な世界の英会話!』が2023年9月29日に発売されました。

 

 

ホロライブEnglishの英会話教本『ホロリスニング』の感想とレビュー

『ホロリスニング』の表紙

 

 

あらかた使ってみたので、その内容や感想などについて書いていきます。

 

 

 

『ホロリスニング』の内容

 

まず最初に、「Myth」のメンバーの特徴や簡単な設定資料が載っています。

 

 

教材部分は、

会話形式の物語が全16Chapter

 

1話の音声は2分~3分30秒ほど

 

全部で41分

 

合間に日常で使える会話表現や復習用の穴埋め問題あり

と、ボリュームとしてはまずまずです。

 

 

英語初心者には難しい

 

難易度としては、英語初心者向けではありません

 

 

本の帯に「みこちでもわかるにぇ!」とありますが、みこちでは厳しいと思います。

 

というより、他の多くのJPメンバーも厳しいと思われます。

 

 

もし本書の内容を初見でリスニングでき、理解できるとしたら、既に英語中級者以上です。

 

 

 

何よりネイティブが普通に話しているため、日本で売られている英語教材と比べてリスニングは難しいです。

 

中でもイナニスの発音は、日本人にとって聞き取りにくいと思います。

 

 

よって、ガチガチの英語初心者の場合は、基本的な単語帳や文法書を使いつつ、本書も取り入れていく方がいいと思います。

 

 

 

一応、1話毎に簡単な文法や単語の解説などが載っています。

 

ただ、正直足りないので、別途調べる必要が出てきます。

 

ホロリスニングを使った感想

 

本書は英会話寄りの本なので、日常会話で使える表現が沢山出てきます

 

 

ガチガチの受験英語しか学んでいなかった人にとっては、初見の英語表現も結構あると思います。

 

 

例えば、

That sucks. → 残念 / 最悪

 

talk about ~ → まさに~だ

 

Don't tell me ~ → まさか~とは言わないよね?

 

not just ~ → ~だけじゃなく

 

snap back → 鋭く言い返す / 逆ギレ

などなど。

 

 

また、ホロライブENの配信をリアルタイムで観たいけど、配信はレベルが高すぎる……という方の導入としても最適だと思います。

 

 

 

以上のことから、受験英語ではなく「英会話」に重点を置きたい人にとっては良い教材だと思います。

 

 

それに、このレベルがしっかり理解できるようになれば、英語力は格段に上がるはずです。

 

 

また、ストーリーやセリフも各キャラクターを活かした設定になっており、その辺の英語教材よりも頭に残りやすいと思います。

 

そして単語やフレーズの「声」が記憶に残るのもポイントです。

 

 

 

ただし、先述のように簡単ではないので、その人の英語レベルによって適切な難易度かは変わってきます。

 

おすすめの使い方

 

おすすめの使い方

テキストを見ずに何度か音声を聞く

 

 

聞き取れなかった部分を確認

 

 

文章の意味を理解する

 

 

最終的には全て聞き取れ、意味も理解できるようになるまで音声を聞く

 

 

あとは、会話で使いそうなものを選び出して、日本語から英語にしてみるトレーニングもオススメです。

 

 

慣れてきたら、単語を入れ替えてオリジナルの例文を作成してみます。

 

不満な点と注意点

 

現在の英語系教材は音声ダウンロードが主流になっており、CDを再生する機器を持っていない人も増えてきました。

 

そのため、本書もCDではなくダウンロード方式にして欲しい感はありました。

 

 

CDだと値段も少し高くなります。

 

 

 

それと、ちょいちょい誤植があります。

 

テキストに be動詞が2つあったり、音声とテキストの1単語が違っていたり。

 

 

そこは注意点でもあります。

 

 

まとめ

 

ホロライブENには語学に堪能な人が何人もいます。

 

 

そのタレント(才能)を活かし、日本語と英語を繋ぐ意味でも、このような教本が出ることは今後にもいい影響を与えると思います。

 

 

 

今回の主役「Myth」以外にも、アイリスやベールズのような傑物バイリンガルもいるので、本書の続編や、語学系コンテンツにも期待しています。

 

 

 

電子書籍には音声は付きません